ゆるっと。

マイペースなヲタクの独り言

150331 『WEEK END SURVIVOR』 観劇メモ

ハロプロの新ユニットこぶしファクトリーの初舞台『WEEK END SURVIVOR』を観てきました。

地下室のような場所で目を覚ます、見知らぬ8人。

外部と連絡不可能の密室状態の中、唯一差しのべられた救いの手は、

この8人の命を一人ずつ差し出すのが条件のゲーム…

犯人は誰?目的は何?

週末に起こる密室心理戦。 

結成間もない新ユニットの初舞台ということで、役は当て書きだったのかもしれませんが、みんな外見とキャラクターがすごく合っていたと思います。

 

こぶしに関しては、以前Twitterでも同じようなことを書いたのですが、「ユニット名のとんでもないインパクトに決して負けないパフォーマンスと、それを飄々とやってのけるカッコよさ」がすごく好きだなあと、舞台を観て改めて感じました。

 

というわけで、以下主観の垂れ流しです。

 

 

浜浦彩乃ちゃん。

やっぱり浜ちゃんは魅力的でした。

スラリと細い手足に小顔というビジュアルに加えて、女の子らしい澄んだ声、不安げだけど凛とした眼差し、守ってあげたくなる可憐な雰囲気。そりゃ心を掴まれますわ…。

友達は大切、誰も傷つけたくない、でも自分も傷つきたくない、決められない。きっと多くの人が持っているであろうそんな心の弱さと、それを乗り越える強さと優しさ。両方を併せ持った役を、丁寧に演じていたように感じました。浜ちゃん自身、きっととても芯が強い子なんだろうな、と思わせる演技でした。

もっとも、浜ちゃん演じるナツが本当に「優しかった」のか?いうことについては見る人によって感じ方が違う点なのかもしれません。そこを掘り下げると盛大にネタバレすることになるので、とりあえずこのままにしておきますが。笑

 

 

広瀬彩海(あやか)ちゃん。

『念には念』でのコブシの効いた太い歌声の印象が強かったのですが、WESではすごく柔らかい歌声も聞かせてくれて、引き出しの多い子だなあと感心させられました。地声も柔らかくて落ち着いた声色なのかな?聞いていてとても心地がいい声でした。ラジオとかやってほしい。

そして演技、男役すごく良かった…。優しくて正義感が強い真面目なイケメンで、一見すると好感度の塊。だけど自分が正しいと思うことに対して盲目的で独りよがりな部分も持ってる。そういう、若さゆえの危うさみたいなものも感じさせる、魅力的だけど難しいキャラクターを見事に演じていたように思います。

あと、(これは感じ方に個人差あるかもしれませんが、)客席との近さのせいか踊ってる時に目線が下を向きがちな子が多かった中、彩海ちゃんは真っ直ぐに視線を捉えてきて、その目力にグッときました…!

 

 

小川麗奈(れな)ちゃん。

パンフのお写真が超絶美人すぎて眩しい。どこの社長令嬢ですか。

研修生時代からするとみんなとても成長したとはいえ、やっぱりまだまだ顔つきにあどけなさが残るメンバーも多い中で、一人圧倒的に輝くビジュアルが役に説得力を与えていました。

登場シーンは決して多くはないですが、ステージに華と緊張感を生んでいた貴重な存在だったように思います。

 

 

藤井梨央ちゃん。

彩海ちゃんと同じく男役でしたが、彩海ちゃん演じるユウトとは対照的なすごくヤンチャで短気な男の子。

ドタバタしてたり乱暴だったり、言葉遣いも汚くて語気も荒い、男子中学生の粗野な感じを違和感なく演じていたなあと思います。してないのに舌打ち聞こえてきそうなくらい。笑

常に大股で歩いたり、階段を上る時も1段飛ばしにしたり、ダンスのスタンスを広めにとったり、舞台上の全ての場面で男らしく見えるように気を付けていたことがすごく伝わってきました。

もちろん同じことは彩海ちゃんからも感じましたが、特にりおりおは役の設定のせいもあってか、視線の向け方とか手の出し方とかまで丸っきり男の子でした。

 

 

野村みな美ちゃん。

ベリ武道館の『念には念』を見て、「いつの間にかとっても美人なお姉さんになっていて度肝を抜かれたで賞」を勝手に差し上げまして、それ以来密かに気になってました。笑

まだまだ声に子どもっぽさがあるのでセリフを喋ると年相応に感じるけれど、歌わせると急に表情が大人びて色気すら放ち始めるので、もっと成長したらとんでもない女優になるのかもしれない…(笑)

強気な振る舞いと、その裏に隠していた弱さをさらけ出した瞬間との振り幅がすごくよかったです。

あと、舞台が終わった後のパッと輝く充実感いっぱいの笑顔が素敵でした。

 

 

田口夏実ちゃん。

たぐっちは、研修生時代に℃-ute鈴木愛理ちゃんのバースデーイベントのお手伝いをしていた様子や、去年のハロプロ研修生実力診断テストで『100回のKISS』を歌っていた表情が印象に残っていました。ちっちゃくて可愛い、いつも笑顔を絶やさない子、そんなイメージでした。

今回の舞台では基本的にずっとおどおどしていて誰よりも不安そうな表情で、笑顔のたぐっちという印象とはかけ離れた役でしたが、こぶしイチ小さな体格はその役にぴったりだったなあと思います。

そういう役の設定上、セリフはあまり多くなかったですが、少ない中で演技力が爆発していた気がします。次の舞台では是非たぐっちにもっと見せ場を…!

 

 

和田桜子ちゃん。

見た目からしてふわふわした不思議ちゃんですが、シリアスな曲を歌ってる時ですらニヤリと笑ってる瞬間があって、見ててゾクゾクしました。

多分あれは演技ではなくて、歌ってると自然に口角が上がっちゃうタイプの子なんだろうけど(笑)、今回に関しては役とマッチしていてすごく良かったです。

にこにこしてるけど絶対腹に何か持ってるような役が似合うのは茉麻みたいだなーとちょっと思ったり。

 

 

井上玲音(れい)ちゃん。

いやーな感じの優等生キャラ、完璧にやりきっていました。

相応の見せ場もあったので、広瀬井上のトレイニー組はかなり期待されてるしそれだけの力もあることが改めて証明されてるなあ、という感じです。

身体は折れそうなくらいに細いのに、声はセリフも歌も誰よりもよく通るのがほんとにすごい。

役柄に相応しい実力者感を惜しげもなく溢れさせていてとても良かった!れいれいに気付いてない人、ちょっとあなた遅れてるわよ!!と大声で叫びたい。

 

 

演劇女子部プレイングマネージャー茉麻

ああいう役をやらせると茉麻は最高だなー。2時間サスペンスに警察の捜査をかき回す証言をする謎の女の役とかで出てほしい。(伝われ)

今回の舞台、茉麻の存在によってすごく締まりが出ていたなと思います。こぶしの子たちが全然ダメだというネガティブな意味では決して無くて、WESという舞台はこぶしファクトリーと茉麻、9人の舞台だ、という感じ、と言えば誤解なく伝わるかな…。

カントリーで頑張る桃子と同様に、茉麻もまた新しい道を歩き出していること、そしてその道がハローと共にあることを実感して、とても嬉しくなりました。

 

 

最後に…。

音楽を手掛けられた和田俊輔氏がパンフレットに寄せていらっしゃるお言葉の中に、

「『WEEK END SURVIVOR』は生き残りをかけた物語です。この物語には、彼女たちのこれからの未来にも投影できる部分がたくさんあります。」

とありました。

 

アイドル界という戦場に足を踏み入れたこぶしファクトリーのデビュー戦、是非たくさんの人に見届けてもらえることを願っています。

…なんちゃって。笑