ゆるっと。

マイペースなヲタクの独り言

150517 舞台「マジすか学園」~京都・血風修学旅行~ ライブビューイング

マジすか舞台、ライブビューイングで見てきました。

はじめに断っておきたいと思いますが、今私はハロヲタです。48ヲタとしては2、3年前に寿命を迎えている自覚があります。そして懐古癖があります(笑) おそらく文章の端々に、いやむしろ前面に、その傾向が滲み出ていると思います。読んでくださる方によっては不快に思われる点も多々あるかもしれません。「なんだこいつ。嫌だなー。」と思ったら無理して読まないでください。笑

 

それから、ストーリーの説明はしていませんが、息をするようにネタバレをしています。DVD待ちでネタバレに触れたくない方はその点ご注意ください。

 

※シリーズ1作目のドラマ「マジすか学園」については「1作目」または「(マジすか)1」として表記しています。「マジすか(無印)」っていちいち書くのめんどくさかった←

 


では、前置きはこれくらいで、感想。


いやー楽しかった!!!!笑


ドラマの2と4の間のお話?というのは聞いてたんですが、時期の設定がそれっぽいというだけで、ストーリーとしてのつながりは薄かったかな。実際私は4を見てないのですが特に問題なかったです。とりあえず舞台のストーリーを理解する上では4の知識は不要でした。でも私が気付いていないだけで、4への伏線が散りばめられていた可能性は大いにあるので、4を見てみたくなりました(笑)

 

逆に、舞台でゲキカラの子ども時代にまつわるエピソードが明らかになり、結果としてドラマでの設定が伏線として回収される形になるので、1と2は見ていた方がより一層入り込めるかな、といったところ。ゲキカラの人生についてはドラマ内ではほとんど語られてこなかったとはいえ、既存の設定との齟齬もなくあれだけ面白い内容が出来ていたのは、率直にすごいと思いました。

 

ゲキカラとおたべの絆が深まる過程とか、ゲキカラがギターの音に対する恐怖を克服するあたりとかは、もう少し丁寧に描いてほしかったなーという気もします。早い話、「2時間の舞台にするには勿体無い内容だったのでは?」という印象です。でも、あれくらい詰まってた方がテンポよく話が進んで観てる方も楽しいし、ドラマにしようとするとちょっと間延びしそうだし、ちょうどいい塩梅だったのかもしれません。笑 

 

 

ミュージカルではないけど歌やダンスもたくさんあってびっくりしました。とはいっても、舞台オリジナルの楽曲は少なくて(というかオリジナル曲ってあったのかな…?分からなかった…)、公演曲やシングル曲などなど、既存の曲をアレンジを変えたりして使ってたけど、それがまた良かったー!

 

オープニングが『マジすかロックンロール 』なの最高にずるい(泣いた)し、『命の意味』とか、この時のためにあったのではないかと思うくらいに秀逸な選曲だった(泣いた)し、クライマックスの『桜の木になろう』からの『前しか向かねえ』で完全に涙腺破壊されました(泣いた)…

もし映画館に場違いなくらい鼻すすってたヲタクがいたらそれ私でした、たぶん。

 

元ヲタが偉そうに何を言うかという感じかもしれませんが、48の曲には48ならではのメッセージ性の強さとか尖ったコンセプトがあるし、そんな曲が大量に存在していること、そしてそれを歌えるアイドルであることは、本当に48の良さだなあ、と離れてみて改めて思います。だから、その名曲佳曲の膨大なリソースが存分に生かされていたことが、すごく嬉しかったです。

 

  

それから、笑いどころやギャグ要素がしっかりあったのはマジすからしさだなあと思ったし、ああいうネタをちゃんとやりきれるのは、研究生や若いメンバーもバラエティ慣れしている強みなのかもしれないなーとも感じました。テンポとか間とか、短期間の稽古で掴むのは難しい部分もあるだろうし。

 

ただ、これはあくまで主観ですが、やっぱりハローと比べると、歌唱力やダンス力、平均的な演技力なんかに関しては、どうしても物足りなさがありました。特に歌。音程とか声量の問題だけじゃなくて、壊滅的なほどに歌詞が聞き取れない曲があったので、そういう点はハローのレベルを感じたところではあります。

 

とは言っても、ヤンキー口調で怒鳴り散らして殺陣をやって、その上であんなに歌って踊るなんていう想像以上にハードな舞台だったので、個人的にはそんなことどうでもよくなっちゃった。稽古から大変だっただろうなあと思うし、みんな身体と喉をしっかり労ってほしいなと願うばかり…。

 

 

舞台をライブビューイングで観るっていうのはどんなもんかなーと思ってたけど、普通に楽しめました。舞台を観てるというよりは、映画かテレビかを見てるような感覚には近かったかな。殺陣のシーンなんかは上手い角度で抜かれてて迫力があったし、アップも多かったおかげで表情がしっかり見えたのも良かったです。あと画面に西野ちゃんが見切れてるだけで笑えるっていうおまけ付きでした(笑)

 

 

舞台ならではの演出としては、紙吹雪の使い方が見事でした。舞台だと血糊が使えないから、喧嘩しても傷だらけの感じはあんまり出ないなーと思いながら見てたら、クライマックスで赤の紙吹雪が大量に降ってきて、気付いたら舞台に大きな血溜まり作っててハッとしました。

紙吹雪は、動き回って汗かいてる演者の顔や体にもたくさんくっついてて、そこで画面に映ったおたべが流血してるようにしか見えなくて、またハッとして。次に画面に映ったゲキカラは口の中や歯にも赤色が入ってて、完全に血まみれでゾクッとした。あの演出は本当にすごかった…。あれは血でした…。

 

 

さて、いつも舞台を観たら個々のメンバーに関しては少し感想を書いておくんですが、今回名前と顔が一致しない子とか、そもそも初めましての子もいました…。ごめんなさい(平伏) ちゃんと認識できた子たちについてだけ、ちょこちょこっと書かせてもらいます。

 

中西智代梨ちゃん。

博多から移ってきてたのは知ってましたが、すっかり馴染んでて驚き。一応デンデケのトップだったけど、溢れ出すポンコツ感が最高でした(笑)

 

永尾まりやちゃん。

まりやぎさんはほんと毎度いい味出してきますね…!ヒール役似合いすぎ。あのクールな顔立ちで八重歯チラッと覗かせて意地悪そうにニヤッとする表情、最高でした。そしていつ見てもビジュアルが安定してるなあと思います。

 

岡田奈々ちゃん。

最初出てきた時、たかみなかと思った(笑)アルフィーの高見沢さんの真似をするたかみなをモデルにしてるんじゃないかってくらい似てましたわ。謎キャラだったけど、無駄に良い声しててそこがまた面白かった(笑)

 

武藤十夢ちゃん。 

十夢は何も変わってなかった(笑) 相変わらず可愛かった。ただ出てたメンバーの中では割と先輩にあたるはずだけど、役としては後輩たちよりも見せ場なく終わってしまった感じがあって少し寂しかったり。もう一歩何かが足りないんだろうなあ…何だろうなあ。

 

西野美姫ちゃん。

おい誰だ彼女にウリ坊役やらせるって決めたのは。英断すぎる。金一封差し上げたい。私は西野さんが「三銃士」と呼ばれるメンバーの一人であることしか知らなかったから、あの配役に驚きしかなかったんですけど、バラエティメンなんですかね?メイクと衣装の時点でまず反則レベルの面白さで、それに加えてあの声、あの動き、あの表情。ちょっと見切れるだけで目が行って笑ってしまう、ウザったいほどの存在感。外見負けしない役作りの徹底っぷりが凄かったです。

 

小嶋真子ちゃん&大和田南那ちゃん。

二人まとめてとにかく可愛かったー!!!可愛い顔と生意気な態度のギャップがたまらなかった!← メイクと髪型の力かもしれないけどすごい双子感だったし、掛け合いのテンポ感も抜群だったし、1作目の歌舞伎シスターズを彷彿とさせる良いコンビでした。やー…可愛かったなあー(しみじみ)

 

大島涼花ちゃん&高橋朱里ちゃん。

正直、この二人はおしめしで大爆笑してしまってその印象しか残ってない!笑 おしめしをやるのは二人にとってはなかなかのハードルだったかもしれないけど、でも二人とも、K4thの頃の河西さんとほぼ同じくらいの年になってるんだなあと気付いてしまった。ギャグ要素入れてやる方が、オリジナルよりもかえって難しかったかもしれないけど、思いっきりやりきってました。朱里は目が妖しげな輝きを放ってて、「目死んでないじゃん!」ってなりましたし、涼花はクソガキ時代で記憶が止まってたので、良い成長してるなあと感慨にふけってしまいました。笑

 

田野優花ちゃん。
特徴的な言葉遣いでとにかくよく喋る、暑苦しいくらいに熱い役を涼しい顔してやってのけてて、でもものすごい熱演で、田野ちゃんやるなあ!と。ゲキカラを説得するシーンなんかはめちゃくちゃぐっときた…。舞台見て一番イメージを変えられた子でした。とっても良かった!!

田野ちゃん演じるガッツは、1作目でいうところのだるまポジション。喧嘩は弱いけど行動力があって、姐貴分に対する揺るぎない忠誠心を持っている右腕キャラは、ある意味一番「マジすからしい」存在。ゲキカラ以外で1作目からの流れを繋ぐ大事な役だったのかもなあとか思ったりもしました。

 

横山由依ちゃん。

おたべの貫録半端なかった…!おたべの根っこにあるものは「マジ」というよりは「義」の方がしっくりきます。何が違うのかと言われたら…ニュアンスです← おたべの人柄は基本的には由依ちゃんそのものだと思ってるので、ゲキカラのために自分の全てを殺す覚悟をしたおたべの姿が、真面目で愚直な由依ちゃん自身とダブって、余計に心にくるものがあったなあ。

おたべがデンデケに入った時、爽やかな白と水色の制服に着替えて、汗もしっかり拭いてメイク直しもして現れた由依ちゃんがただただ凛々しくて。さすがに惚れ惚れした。笑 

それにしても、「ワンやで!」があまりにも面白可愛かったのでムフってなりました。割とシリアスなシーンなので笑っちゃいけなかったのかもしれないけど。可愛かったんだもの。着ボイス(死語)にしたい。

じきに総監督になる由依ちゃん。カーテンコール時の挨拶、話がまとまらないでお馴染みだった由依ちゃんが、危なっかしいながらもきちんと締めの挨拶をしていて、そのことを実感しました。総監督になっても、あまり自分を犠牲にしすぎず、由依ちゃん自身の夢も変わらず追いかけ続けることができるように、願っています。

 

松井玲奈ちゃん。

やはりゲキカラあってのマジすか。ゲキカラがいるおかげで一気にマジすかの世界観に引き込まれます。ゲキカラの時の玲奈ちゃんは本当に凄まじいオーラを放ってる。そして台詞が少ない分、表情、目の動き、仕草などなど、一挙手一頭足に引き込まれる。

最初の登場から目が釘付けになったし、回想シーンは辛すぎて心を握りつぶされるような感覚だったし、クライマックスの『強き者よ』での登場はほんと鳥肌だった…。キャスト紹介で紙吹雪を舞い上げる姿も超かっこよかった…!

舞台の最後、キャスト紹介が終わって横山由依ちゃんと並んでお辞儀をする時のこと。私が見た回は、玲奈ちゃんが捌けるタイミングを間違えて慌てて戻ってきたので、客席からは少し笑いが起きました。でも玲奈ちゃんはにこりともせずに深々と頭を下げ、再び顔を上げた時の表情は完全にゲキカラでした。舞台上で「松井玲奈」を一切出すことなく、「ゲキカラ」に徹していることを最後の最後にはっきりと感じた瞬間でした。

 

あと最後に。一人で何役もこなしていらっしゃった女優さん!小林美江さん、とHPでお名前拝見しました。何度も何度もカツラ変えて衣装変えてって実はメンバーの誰よりも大変だったのでは…本当にお疲れ様でした!

 

 

とりあえずこんなところですかね。また何かあれば気付いた時に加筆します。長々とお付き合いいただきありがとうございました。

 

「学芸会の延長です」という断り文から始まったマジすかシリーズ。4年以上経った今、1作目に出てた演者が玲奈ちゃんだけになった舞台でも、いい意味で当時と同じものを見ることができた気がして、嬉しかったです。観に行って本当に良かった。変わったものはいっぱいあるけれど、変わらないものも確かにありました。