ゆるっと。

マイペースなヲタクの独り言

150621 『TRIANGLE―トライアングル―』 β編 ※ネタバレあり

トライアングルβ編観てきました。ネタバレあります。ご注意ください。あと、だらだら書いてるうちに塩田さんやらアフタートークやらいろんなヲタクさんやらによって、設定の種明かしや考察がわんさか出てきてますが、全部知らんぷりで観劇後に自分が考えたことをそのまま残しておきます。こいつ今更何言ってんだ的なところもあるかもですがご容赦を。

 

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 

 

「サクラ姫のココロで紡がれる『α』、アサダのココロで紐解く『β』」と予告にあった通り、β編の主役はアサダ。構成としても、α編と同じストーリーを追いつつ、α編で描かれなかった背景や登場人物たちのココロを、アサダの視点で丁寧に辿っていく形だった。オープニングの「トライアングル ―β―」っていうところは、αの同じシーンにはいなかったローズウッドが三角形に加わってて、舞台を最後まで見終わると、サクラ姫・アサダ・キリ中尉・ローズウッドの立ち位置や体の向きが物語をばっちり暗示してたことに気付かされる。

 

しかしまあ、α編では知らずに済んだことをβ編で知ってしまったことによる切なさの増幅ときたら。結局アサダとサクラは好きな人と結ばれなかったし、キリ様とローズウッドも、少なくとも今は、相手が自分を好きになってくれたのかよく分かんないし、もうなんだこれ。(白目)

 

でも、改めて振り返っている今、実はトライアングルすごく好きな自分がいて驚いてたりもする。そりゃリリウムの方が「すんげえの見てしまった…!!!」っていう風にはなったけど、なんだろう、リリウムとはまた違った形で心を掴まれてる。

 

 

イオタ/譜久村聖ちゃん

アルファ星の女王イオタ様。静かだが有無を言わさぬ語り口、ゆったり堂々とした物腰。その挙動の全てが、アルファ星の運命を司る絶対的権力者であることを物語ってた。台詞も歌も、今までのふくちゃんには無かった、重みと威圧感のある、そして気品溢れる声。

 

イオタ様はアルファ星の女王として、天のお告げに対して誰よりも忠実で、下手すると冷酷にすら見える。でもたぶん実際は、女王としての自分と、母親や妻としての自分の線引きが、ものすごく明確かつ厳格なだけ。そして絶対にサクラ姫のことを溺愛してる。笑 

 

お告げに逆らったローズウッドを今でもサクラ姫に仕えさせてるのは、ローズウッドに対する恩情というよりは、そうするのがサクラ姫にとって最善だと判断した親心なんじゃないかな、なんて勝手に想像してみたり。でも、「お話がございます」ってアサダのことを話しに来たローズウッドの言葉にもちゃんと耳を傾けようとしてるし、やっぱり根はものすごく愛の深い優しい人なんだろうな、きっと。

 

夫ゼータのことも、「心に決めた相手がおったのに、天のお告げによって好きでも何でもないイオタと結婚させられたー!と思っているのであろう」なんて言いつつ、たぶんものすごく愛してる。結婚当初はともかく、今ではゼータから一途に愛され、イオタ様自身もゼータを愛しているからこそ、そんな冗談も言えちゃうんじゃないかなあ。いい夫婦だなぁ。

 

ていうかむしろ私の妄想の中では、イオタ様はご学友のゼータのことがずーっと大好きだったってことになってる。ゼータ国王に対してはツンデレで超可愛いんだよ、イオタ様。(妄想)

 

 

キリ中尉/鞘師里保ちゃん

キリ様、β編では極端に出番が減った…寂しい。何より殺陣がなかったのはちょっと凹んだ。もう一度見たかったなあ…。でもその分ダンスシーンが長くなっていて、もうほんとに月並みな感想だけどめちゃくちゃかっこよかったわ。男性的な動きがより一層磨かれていた気がする。歌声の伸びも初日より断然良くなってた。

 

「キリ中尉は少女漫画のヒーロー要素をすべて持ってる」ってアフタートークでメンバーたちが言ってたみたいだけど、少女漫画全然読まない私でもそう思うわ(笑)年上でイケメンで仕事ができる。ヒロインに対してはちょっと強引で意地っ張りで不器用。だけど本当はめちゃくちゃ愛してて、さりげなくピンチを助けるし、何よりヒロインの幸せを一番に考えてる。って今自分で書きながら完璧モテ男すぎてなんか悔しくなってきた←

 

α編での見どころの一つが、侵略しに来た自分のことを助けようとするサクラ姫の純粋な優しさに触れて、キリ中尉の中の何かがぼろぼろ崩れていく様子だったと、私は思ってたんだけど、β編でその件がばっさりカットされてて残念。総じてキリ様絡みのシーンがカットされすぎてる(泣)仕方ないことだけど(泣)あのシーンは鞘師の演技の真骨頂って感じがしたなあ。リリウムの時のリリーとちょっと重なる部分があった。抑えていたものが溢れ出す瞬間、ピンと張っていたものが切れる瞬間を演じさせたら、右に出るものはいないかもしれない。

 

 

サクラ姫/石田亜佑美ちゃん

正直、だーちゃんがお姫さま役って聞いた時、「いやー、笑わないようにしなきゃだな←」ってちょっとだけ思ってたことをここに懺悔したい。サクラ姫は、だーちゃんの中の可愛さの部分だけを、最高に純度を高めて抽出した存在だった。だーちゃんってこんなに可愛いんだ…!って、当たり前のことに今更改めて気付かされた気分。

 

振り返ってみれば、だーちゃんのいわゆる「だーいし感」も、今回はピュアピュアど天然のお姫さまと上手くマッチしてたなーって思う。でもそれは、あくまで「サクラ姫の天然さ」っていう形で現れていたもので、だーちゃんは舞台上で「石田亜佑美」を完全に消せる女優だった。

 

ダンスシーンだけは、素のだーちゃんがほんの少し見え隠れしたかな(笑)可愛さを意識してたとは思うけど、やっぱりキレの良さは健在だった。キリ中尉とのダンスシーンで、全然手を取ってくれないしリードも強引で、動きを合わせる気も感じられないキリ中尉に戸惑い、振り回される演技を挟みながら踊ってたの、あれすごかったなー。β編だけのダンスの部分でああいう演出になってたのって何か意味があったんかな。

 

 

ダイス/佐藤優樹ちゃん

まさきちは、リリウムの時よりちゃんと演技してるなーって思った。マーガレットもちゃんと演技はしてたけど、なんとなく「まさきち楽しそうにやってるな^^」っていう印象の方が強くて(笑)今回は、市場を牛耳る露天商っていう迫力ある設定を、しっかり自分の物にして、舞台上ではしっかりダイスをやってたなと思った。何か上手く言葉になってない気がするけど、要するに1年で随分成長したのねまーちゃん(泣)ってことですわ…。

 

元々大人びた顔つきではあったけど、この1年でまたぐっと大人っぽくなったなーと思うのがまーちゃんで、そろそろ可愛いと美人の狭間をさまよい始めるころかもしれない。(ちょっと言ってることが自分でもよく分からないかもしれない。)

 

道重さんの卒業と12期の加入って本当に大きな出来事だったんだろうな、と改めて思うし、今回の舞台でも、尾形ちゃんとコンビになったことがまさきちに良い影響を与えてたのかもしれないなあ。

 

 

アサダ/工藤遥ちゃん

α編では優しい好青年ではあったけど、一方で「何があっても離しませんから」という言葉にサクラ姫への思いがあるのかどうかは、はっきりしなかった。というか、最終的にローズウッドを選んだ辺りでは、もはや「この野郎…思わせぶりな態度で姫の気持ちを弄びよって…!」と思えてくるくらい、優柔不断でどうしようもない男に見えた。

 

でもβ編では、舞台冒頭から止めどなく溢れだすサクラ姫への恋心。真っ直ぐでとても優しくて、でも好きな人の気持ちを知るのが怖くて、嫌われるのが怖くて。ほんとに、ただの恋する青年。

 

結局アサダは、最後までサクラ姫に自分の素性を明かさなかったし、気持ちを伝えることもしなかった。ローズウッドと恋人同士という既成事実を作り上げたのは、強引なやり方だったかもしれないけど、長い目で見ればその方がみんなが幸せになれたのかな。

 

あの時点では、アサダ自身がサクラ姫への想いを断ち切ろうとしただけで、サクラ姫のことはあんまり考えてなかったんじゃないかと思うけど、どうなんだろう。サクラ姫の将来とかまで考えてああいう選択をしたのなら、それは身の引き方としてはカッコいいのかもしれないけど、だとしたらそのために散々振り回されてるローズウッドまじ(泣)って感じではある…。

 

工藤の演技は本当に繊細だった。表情や細かい仕草が見えなかったのが残念で仕方ないけど、声だけをとっても、ハスキーボイスの操り方すら身に付けたんじゃないかと思うほど、要所要所での掠れ方が絶妙。そして、立ち方、お辞儀、一つ一つの所作が全て青年だったな。特に、あの頭を巻き込むように腰から体を曲げる、深いお辞儀。恭しく腰を折るキリと対照的だったのもあって、すごく印象に残ってる。

 

あとはやっぱり歌声。シングル曲だと埋もれてしまいがちだけど、あの声質はやっぱり素晴らしいよ!おまけに音もほとんど外さないし、高音もちゃんと出る。工藤の歌がしっかり聴けるのがミュージカルだけっていうのは、やっぱりちょっと勿体ない気がする。

 

 

ローズウッド/小田さくらちゃん

正直、α編を見た段階では、サクラ姫とアサダの想いを知りながら二人を邪魔しつつ、キリ様にも良い顔をする魔性の女かと思ってた(笑)でもβ編を見た今では、「ローズウッドォォォォ!!!(号泣) 」って感じ。(伝われ) 

 

ローズウッドはサクラ姫のご学友だから、多分同い年くらい?そんな若さで、結婚の可能性を自ら捨てる選択をする意思の強さって、ハンパないわ。結局ローズウッドが結婚を断ったのは、「スワスワとオメガ人を守りたい」とかそんな高尚な思いじゃなくて、何よりもただただアサダのことが好きだったから、というのを考えると、ある意味では若気の至りとも言えるかもしれないけど。

 

でも、サクラ姫に対して「自分はお告げに逆らい、一生結婚できない運命を負った。でも王女であるあなたがお告げに逆らうなど許されない。この星に居られなくなってしまう。」なんて、超客観的かつ的確な忠告できるのは、やっぱりすごいやばい。

 

アサダがヴィータの血を引いてると知って、アサダにもサクラ姫と結婚する資格があるのを女王に伝えようとしたのも、アサダに幸せになってほしいっていう思いだけだったんだろうな。物語を通じて、態度の端々にアサダへの好意が滲み出てはいたけど、ローズウッド自身が想いを口にしたことはなかった気がするし、ほんとに自己犠牲というか、滅私というか、そういう境地なのかも。アサダが幸せになってくれればそれでいい、みたいな。

 

考えれば考えるほどすごすぎる。お告げに逆らったという「罪」を一生背負うことよりも、好きな人と結ばれない運命を負うことよりも、自分のココロに忠実であることを選んだ、愛に生きる女性、とでも言ったらいいのかな。ローズウッドの存在のおかげで、あんな温かい雰囲気の舞台の中でも、場面によって軽く昼ドラ感が出たり、切なさが溢れ出したりする。

 

シルベチカの時にも感じたけど、なんであんな役をこんなにナチュラルに演じられるんだろう。意思の強さ自体は、ハローの子たちなら割とリアルに出てきそうだけど、その原動力や拠り所が「(家族愛とか友愛とかじゃなくて)異性への愛」っていうのを、何の違和感もなく表現できる16歳すごすぎない?小田ベチカ絶対人生5回目くらいだわ。

 

そしてやっぱり歌が本当に沁みる。自分の運命を告白して、サクラ姫に厳しい忠告をする場面、演出としてはしつこいくらいに何度も頬を拭っていたのは、本当に涙が溢れてたからなんだろうな。その状況で、声は震えても音は絶対に外さないどころか、声の震えさえも表現の一部にしてしまう抜群の歌唱力。小田さくらという歌姫がハローを選んでくれたことに、感謝しかない。  

 

 

ジョンベル/尾形春水ちゃん 

初日に比べるとだいぶ力みが抜けて、楽しんでやってたんじゃないかな、という感じがした。ほんとにあのまさきちによくついていってると思うけど、意外といいコンビな気がする。尾形ちゃんが根っからの関西人なのはやっぱり強みだなあ。コミカル感が良い感じに出るし、掛け合いの時のテンポも絶妙。

 

今回は一応男役だったけど、男であることを意識した演技がそこまで必要ではなかったと思うし、女軍人のクラルスの方がよっぽどイケメンだった(笑)でも尾形ちゃんのビジュアルは男役向いてると思うし、もっと男っぽい役にもいつか挑戦してくれるといいな。

 

 

クラルス/野中美希ちゃん

キリの出番が減ったことで、必然的にクラルスの出番も少なくなって、おばさんはとてもとても寂しかった(泣)実はα編を見た時点ではクラルスは男だと勘違いしてて、あとからパンフを見て女の子だと気付いたんだよね…。それくらいかっこよかったんだよ!

 

キリ様に対して、一途に尊敬と敬愛の念を発し続け、時々どうしても好意を隠しきれなくなるクラルス、超いじらしい…。「子ども扱いしないでください!私は…軍人です。」って言葉とか、自分のことをちゃんと見てほしいっていう思いがじんわり滲み出ちゃってる(泣)

 

社交ダンスの練習相手をした時は、キリ中尉と踊れて嬉しかっただろうけど、彼のココロがサクラ姫に向いていることもひしひし感じてしまっただろうなあ(泣)でもみんなが知らない素顔を知れたのは、やっぱり嬉しかったんだろうなあ(泣)

 

隠れてこっそりダンスの練習するみたいな、キリ様の不器用かわいい面を引き出してくれるのは、クラルスだけだよクラルス 。ていうか、あんなに身近においてる部下の気持ちに全く気付かないキリ様の盲目サクラ姫LOVEっぷり(怒)でもそんなとこもギャップ萌えかわいい(怒)

 

それにしても、一体どんな出会いで、どんな出来事があって、キリ中尉はクラルスに絶大な信頼を寄せるようになったのかな。クラルスがキリ中尉に好意を寄せるようになったきっかけはなんなんだろう。気になる気になるーーー!!!ってことでキリ様とクラルスのお話もください。(土下座) 

 

 

スワスワのリンディ/牧野真莉愛ちゃん

β編、スワスワがいっぱい喋ってびっくりした(笑)スワスワって意外と人間のことよく見てて、感情の機微も読み取れる繊細な生き物なんだね。

 

特にアサダとは、サクラ姫への恋心をからかったり後押ししたり、ちゃんとしたコミュニケーションが取れてて、アサダがスワスワ使いとしてスワスワ達をとっても大切にしてるのが分かる。(どうでもいいけど、あんなに動き回ってお喋りもするスワスワを植物化しようとしてたチーク卿まじで恐ろしい)

 

正直見る前は「謎の生き物スワスワって何だよ…出来によってはだだスベリするでしょそれ…(震)」ってちょっとドキドキしてたんだけど、蓋を開けてみれば「一番好きなキャラクターはスワスワです」って言えるレベルで好きだったわ(照)真莉愛ちゃんのスワスワ力がすごすぎた。

 

真莉愛ちゃんって、個人的には無邪気さと純粋さの暴力みたいな存在(褒めてる)だと思ってるんだけど、あの独特の言葉とふわふわとした軽やかな動きも含め、スワスワっていう役は真莉愛ちゃんの良さを最大限に生かしてたような、そんな印象。

 

はー。それにしても、スワスワほんとに可愛くて可愛くてもうめちゃくちゃ癒しだった…家にスワスワ欲しい以外の感情が消えそう。

 

 

リベット/羽賀朱音ちゃん

リベットは羽賀ちゃんの妹力が大爆発の巻であった。前にも同じようなこと書いたけど、ちょっとおませな子どもの感じが自然に出るのは、今の羽賀ちゃんならではの魅力だなあと思う。サクラお姉さまに甘えるリベット可愛すぎて、甘やかしたい欲がとどまるところを知らない。

 

リベットは話の筋にはあまり絡まないけど、キリ様にサクラ姫のペットの話を聞かせるっていう、物語のキーになるシーンがあった。留学のお告げをもらったときも、サクラ姫の優しい性格を際立たせるやり取りがあったし、随所で大事な役割をしてたのかもなー。「朝だよ、嘘だよ」の歌のアカペラ、すんごく綺麗な歌声だった…。

 

ところで、リベットが留学先であの例のアイドル王子()と出会う可能性高すぎる。スピンオフ欲しい。

 

 

ゼータ/須藤茉麻さん

国王陛下スーパー愛しいんですけど。政治的には何の実権も持たず、私生活ではイオタ様のお尻に敷かれてるゼータだけど、絶対国民からは敬愛されてるし、イオタ様からも信頼されてる。ゼータだけちゃんと発表前にお告げの内容を知ってたのとか、完全にイオタ様が儀式の前にゼータと何か相談をしてる証でしょう…!目覚めたイオタに初めて会ったみたいな設定にしてるのは謎だったけど(笑)

 

サクラ姫を感電させてしまったアサダをお咎め無しにしたり、結婚に対して覚悟ができずにいるサクラ姫に自分の過去を話して聞かせたり、ほんとに優しすぎるくらい優しい、愛の人だなあと思う。イオタ様が人前では厳格な女王である分、ゼータは感情豊かで優しい人柄を表に出してるのすごくバランスがいい。いやー、いい夫婦だなあ。(2度目)

 

Twitterでずーっと言ってるんだけど、『イオタとゼータの子育て奮闘記』が見たくて仕方がない。どうやったら18歳であんなピュアッピュアな超いい子が育つのか。初めての子育てにあーでもないこーでもないって言い合いながら、大事に大事にサクラ姫を育てる国王夫妻と、そんな両親に愛情いっぱいに育てられるサクラ姫を見たいよー!ロイヤルファミリー大好きだー!

 

※演劇女子部その他各位については、今回はちゃんと役を把握していったし、それなりの感想も持ったけど、ここまでのメンバーがあまりに長くなりすぎて力尽きましたごめんなさい←

 


◆雑感というか、雑考察というか、雑妄想というか、要するに雑な何か。

・α編とβ編について

 α編から見た人が、ローズウッドやアサダのココロについてβ編で知ったみたいに、β編から見た人は、キリ中尉がどうして「サクラ姫さえいればそれでいい」とまでにサクラ姫のことを想っているのか、その背景をα編で知っていく感じになったのかもしれないなーとちょっと思った。

私はα編から見たからあくまで想像でしかないけれども、β編ではあまりにもキリ中尉に関する話がカットされすぎてるから、β編単体で考えるとキリ中尉周辺の話が全く読めない気がする。

 

・天のお告げについて

アルファの民を導く天のお告げだけど、必ずしも正しいとは限らないのかなーって思ったり。っていうのは、チーク卿のことがあるからなんだけど。お告げに従えば、エネル大臣になってスワスワを植物化しようと計画してたチーク卿の野望が実現に近づいてしまうわけで、お告げが正しいとしたら、スワスワを植物化した方がアルファのためになるってことになってしまう。

ってここまで書いて思ったけど、もしかしたら、アルファの繁栄のためには、効率よくエレクを取り出せるようになった方が良かったのかもしれない…。電気の安定供給につながるだろうし、誤ってスワスワに感電する危険もなくなるから、アルファの民の多くにとってはすごく良いことだったのかも…。でもそうなるとオメガ人は専門職を失うことになるし、スワスワにとってもとんでもない話だし…天のお告げって一体誰のためのものなんだろう。

 

・キリ中尉の過去について

これは友達と話したことだけど、7年前アルファを侵略しに来たのに墜落して、おまけにそこで助けられたなんて、軍人としては最悪なレベルの失態だよね(笑)ヴィータに戻った時にお咎めとか絶対あったんじゃないかな…っていうか、まずよくヴィータに戻れたなあ…。

それに、今回アルファに移住するときには「ヴィータですごく高い地位を辞退して」来たっていう話だったけど、一度大失敗をした軍人が高位を手に入れるって、7年間相当な苦労をしたんじゃないかと思うよ…。

結局キリ様が移住してきた最大の目的はサクラ姫だったんだろうし、移住したければすぐにすればよかったのに、7年もヴィータで頑張って、手に入れかけた高位は捨ててしまうなんて、あまり合理的じゃないことしてるようにも見える。もしかしたら、移住が認められる条件として、ある程度の地位が必要だったとかかもしれない。

 

・ローズウッドのお告げ

ローズウッドがチーク卿との結婚のお告げを受けたのは、少なくともイオタ様の前回のお目覚めの時か、下手したらそれより前。18歳になるサクラ姫とご学友なわけだから、ローズウッドも同年代ってことを考えると、15、6歳で結婚のお告げを受けてた可能性があるわけよね。

…アルファの皆さんちょっと早婚すぎません?笑

 

・サクラ姫とキリ中尉

サクラ姫は、キリ中尉が7年前にアルファに墜落した軍人だと認識してないのかなー。結局キリ中尉の気持ちも知らなそうだし。キリ様これから苦労しそう…(泣)でもきっと、サクラ姫もゼータ国王のように、やがてはキリ様だけを愛するようになるんだろうな。それまでキリ様めちゃくちゃ大変そうだけど(笑)

でも絶対いい夫婦になるなー、サクラ姫とキリ様。いつか、サクラ姫も天のお告げを受けるために長い眠りにつくようになったら、きっとキリ様はそわそわする気持ちをクラルスにぶつけたりしながら、姫のお目覚めを待つんだろうなあ。(妄想)

 

 

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ 

トライアングルは、舞台だけでは埋まらない文脈だったり、示唆に富む設定だったりが多すぎて、ほんといろんな関係や過去や未来を想像したくなって困る(笑)いろーんなこと考えながら書き進めてる間に、なんともう千穐楽も終わってしまった。

 

メンバーたちの新しい魅力にまたたくさん気付かされ、そしてじんわりとココロに沁みてくる、温かくも切ない、素敵な舞台でした。今回もDVDが楽しみだなー!